めがねぱぱ

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NLPとは?

最終更新: 2021年4月4日

イライラして周囲に当たり散らしてしまう。

なんか分からないけどウマが合わない人がいる。

いくら説明しても自分の言いたいことを分かってもらえない。

人前に出るとあがってしまって言葉が出てこない。

あなたにはそんな経験はありませんか?

日々の生活の中で起こる心の中の望ましくない症状を簡単に変えることが出来るのだとしたら、心を思い通りにする技術があるのだとしたら、その方法をあなたは知りたいと思いませんか。

NLPとは心理学の一種で「Neuro-Linguistic Programming」の頭文字を取ったもので、日本語では「神経言語プログラミング」と訳されています。

Neuro:

脳の働き。NLPでは五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚)を現します。


 
Linguistic:

言語。五感によって集めた情報を言語によって思考し、意味づけ、コミュニケーションします。

Programming:

人の脳に組み込まれた思考や行動のパターンや記憶のことです。

NLPとは何なのか? それは人の心の動きや行動をプログラムとして理解して、そこに働きかけることで、やる気を高めたり苦手意識を克服したり、他人への影響力を高めたりすることが出来るようになるという、心理学と言語学をベースに体系立てられた心理技術、心の運転マニュアルだと思っていただけば良いと思います。

NLPの成り立ちは、1970年代に20世紀を代表する三人の心理療法家のカウンセリングを観察し、彼らが何をやっているのかを体系立てたところから始まりました。

その三人とは、ゲシュタルト療法のフリッツ・パールズ、家族療法のバージニア・サティア、催眠療法のミルトン・エリクソン。

全く異なるセラピースタイルの三人の共通点は、どこへ行っても治療の成果が上がらない人が彼らのセラピーを受けると劇的に症状が改善されるということでした。

そのセラピーのやり方を研究し、誰でもすぐに使えるように、再現性の高いノウハウとして体系立てられたものがNLPです。

現在では研究が進み、セラピー以外でもビジネスで成果を上げるために役立てたり、人間関係の改善や自分の困っている習慣を変えたりするのにも使えるようになりました。

人を指導・教育する立場のリーダーが影響力を高めるのに使ったり、聴衆を引き付け魅了するプレゼンテーションのスキルとして活用されたりもしています。

私は全然知りませんでしたが、クリントンやオバマ元大統領がプレゼンテーションにNLPを取り入れていたのは関係者の間では有名な話だそうです。

コーチングやキャリアカウンセリングなどの対人支援にも使われ、とにかく応用範囲が広く「人間がやっていることなら何にでも使える」方法論がNLPと理解していただければ良いと思います。