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心を思い通りにする技術とは運転マニュアルである|私がNLPトレーナーになった理由|

最終更新: 2020年12月4日

あなたにはこんな経験はありませんか。

イライラして周囲に当たり散らしてしまう。

なんか分からないけどウマが合わない人がいる。

いくら説明しても自分の言いたいことを分かってもらえない。

人前に出るとあがってしまって言葉が出てこない。

日々の生活の中で起こる、心の中の望ましくない症状を簡単に変えることが出来るのだとしたら、心を思い通りにする技術があるのだとしたら、その方法をあなたは知りたいと思いませんか。

私はNLPトレーナーです。

といってもNLPなんていうものは、日本ではほとんどの人が知らないだろうから簡単に説明しておきます。

NLPとは心理学の一種で「Neuro-Linguistic Programming」の頭文字を取ったもので、日本語では「神経言語プログラミング」と訳されています。

NLPとは何なのか? 

それは人の心の動きや行動をプログラムとして理解して、そこに働きかけることで、やる気を高めたり苦手意識を克服したり、他人への影響力を高めたりすることが出来るようになるという、心理学と言語学をベースに体系立てられた心理技術、心の運転マニュアルだと思っていただけば良いでしょう。

NLPの成り立ちは、1970年代に20世紀を代表する三人の心理療法家のカウンセリングを観察し、彼らが何をやっているのかを体系立てたところから始まりました。

その三人とは、ゲシュタルト療法のフリッツ・パールズ、家族療法のバージニア・サティア、催眠療法のミルトン・エリクソン。

全く異なるセラピースタイルの三人の共通点は、どこへ行っても治療の成果が上がらない人が彼らのセラピーを受けると劇的に症状が改善されるということでした。

そのセラピーのやり方を研究し、誰でもすぐに使えるように、再現性の高いノウハウとして体系立てられたものがNLPです。

現在では研究が進み、セラピー以外でもビジネスで成果を上げるために役立てたり、人間関係の改善や自分の困っている習慣を変えたりするのにも使えるようになりました。

人を指導・教育する立場のリーダーが影響力を高めるのに使ったり、聴衆を引き付け魅了するプレゼンテーションのスキルとして活用されたりもしています。

私は全然知りませんでしたが、クリントンやオバマ元大統領がプレゼンテーションにNLPを取り入れていたのは関係者の間では有名な話だそうです。

コーチングやキャリアカウンセリングなどの対人支援にも使われ、とにかく応用範囲が広く「人間がやっていることなら何にでも使える」方法論がNLPということです。

NLPを学んでいると「どうしてNLPを学ぼうと思ったのですか?」という質問を良く受けます。本当に皆さん口をそろえて同じ質問をします(笑)

こんな得体のしれないものを学んでいることが不思議に思えてならないのでしょうね。

結論から言えば、過去の成功体験にしがみついて若い世代に説教を垂れるオヤジになりたくないと思ったからです。

世間一般に多く生息する「俺らが若いころには~」と過去の成功体験を自慢たらしく口にして、若い世代に説教を垂れるオヤジは多いですね。そして、そういったオヤジは自らの成功体験を具体的なノウハウとして周囲に伝える術を持ち合わせていません。

長嶋茂雄が「球がびゅんってきたらグッと引き付けてバーンと打つんだよ」というように、わかったようなわからんような説教をかまして悦に入るオヤジがいかに多いことか。実に薄っぺらい。長嶋茂雄ならそのスター性で皆が感心するところですが、その辺のオヤジがこれをやってもあきれられるだけです。

でも、はっと気づいたのです。

「俺だって同じだ」

自分の成功体験を再現性の高いノウハウとして体系建てて周囲に伝える。この方法論を身につけたい。その思いからさまざま調べてたどり着いたのが、NLPという心理技術でした。

NLPでは「どうして」という点をよりも「役に立つかどうか」という点を重視します。そういう意味で、NLPは心理学ではなく、心理技術だと私は思っています。

「どうして不安が解消されるのか」とい事よりも「こうすれば不安はなくなる」という点を大切に考える。実に実用的・実践的です。

車の運転で、アクセルを踏めば加速し、ブレーキを踏めば減速するというように、「~すれば××になる」と人の行動や感情をプログラムとして理解する。

いわば心の運転マニュアルです。運転するのに車の構造やエンジンの機構について専門的な知識が不要であるのと同様に、心を操るのに心理学的な専門知識をNLPでは問いません。

ただひたすら、「~すれば××になる」という方法論が展開されます。実に分かりやすい。そして実際に効果が出るのです。

・苦手な人との人間関係改善。

・目標を達成するためのマインドセット。

・ダイエットしたいのについ食べてしまうなどの問題行動の改善。

・やる気を高めるなど、欲しい心身の状態を瞬時に手に入れる条件反射の意図的な設定。

・交渉の場で成功率を格段に高める言葉がけ。相手の心を打つ話し方。

・花粉症などのアレルギー症状の改善。

実に様々な分野で活用され、多くの人が学んでいます。

NLPを学んだ私が、NLPトレーナーにまで歩みを進めた理由は、この技術をお伝えすることによって、周囲の人たちが日々を笑顔で暮らすことへの助けとなりたいと思ったからです。不遜でしょうか。

アクセルを踏めば加速し、ブレーキを踏めば減速するということを知らないまま車を運転すれば、たちまち暴走し不幸な事故を起こすでしょう。

同様に、心の操縦技術を知らずに日々を暮らす私たちは、暴走した心で周囲を傷つけ、自らも苦しめてしまいがちです。

しかし、心の動きに気づき、その扱い方を身に付けることが出来たなら、人生の柔軟性と選択肢はどれほど増えていくでしょうか。

耳にするもの、目に見えるものの意味は変り、人生の景色が変わっていきます。

難しいことではありません。

運転マニュアルと同様、「~すれば××になる」を身に付ければ良いのです。

NLPにはその方法論があります。

それをお伝えする私はNLPトレーナーです。