NLPのスライト・オブ・マウス
NLPでは、私たちが過去の経験や知識から作り出した思い込みや決めつけを「ビリーフ」と呼びます。
ビリーフの中には可能性を高める「力付けのビリーフ」と自分を縛り付け、選択肢や
可能性を狭める「制限のビリーフ」があります。
NLPのスライト・オブ・マウスは、「制限のビリーフ」を緩め、新しい選択肢に気付かせる質問の技法です。
スライト・オブ・マウスはNLPの世界的権威であるロバート・ディルツ氏がガンにかかった彼の母親の、「ガンは治らない」という制限のビリーフを打破するために考案されました。
スライト・オブ・マウス「反証の質問」
今回は「制限のビリーフ」を緩め、可能性を高めるための質問の技法「スライト・オブ・マウス」16の質問パターンから「反証の質問」をご紹介します。
ここでは「お金(X)は幸せをもたらす(Y)」というビリーフを例として次の1~4の質問を順番にしていきます。
4つの質問に答えていくことで、制限をゆるめ「そうでもないかな」と気付くきっかけを得ることができる可能性が高まります。
スライト・オブ・マウスとは、相手の「決めつけ」を「そうでもないよ」と気付かせる質問。
凝り固まった思い込みを緩めて「変わってみよう」という気持ちになってもらう可能性を
開く言葉がけの技術です。
高度なリフレーミング技術ともいえるスライト・オブ・マウスですが、人生・仕事・人間関係すべての場面で活用することができます。
行き詰り、不安や不満にさいなまれることがあったら、試してみてはいかがでしょうか。