SNS疲れの正体とは?承認欲求と自己顕示欲の違いを知って人間関係を楽にする方法
- めがねぱぱ

- 20 分前
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承認欲求と自己顕示欲の違いを知っていますか?SNS疲れの原因は、この2つの欲求を混同しているから。脳科学とNLPの視点から心理メカニズムを解説し、人間関係のストレスを減らす具体的な対処法を紹介。今日から実践できる5つの方法で、自分らしく生きられるようになります。
【目次】
なぜSNSを見ると疲れるのか
SNSを開くたびに、なんだかモヤモヤする。そんな経験、ありませんか?
投稿した後、「いいね」が気になって何度もスマホをチェックしてしまう。誰かのキラキラした投稿を見て、自分と比べて落ち込んでしまう。コメントがつかないと不安になる。
実はこれ、単なる気のせいではありません。あなたの心の中で、承認欲求と自己顕示欲という2つの欲求が複雑に絡み合っているからなんです。
この2つの欲求、似ているようで実は全く違います。そして、この違いを理解していないと、人間関係で疲弊したり、自分を見失ったりしてしまうんですよ。
今日は、NLPと心理学の視点から、この2つの欲求の違いと具体的な対処法をお伝えします。読み終わる頃には、あなたの人間関係がグッと楽になるはずです。
承認欲求とは何か
承認欲求を一言で言うと、「私の存在を認めて欲しい」という気持ちです。
ここにいていいんだよって言ってもらいたい。仲間に入れて欲しい。受け入れられたい。そういう感覚ですね。
心理学者のマズローが提唱した欲求階層説では、承認欲求は生理的欲求や安全欲求の次に来る、人間の基本的な欲求とされています。つまり、承認されたいと思うのは、人間として極めて自然なことなんです。
会社の会議で「その意見、いいね」って言われたら嬉しいですよね。家族に「いつもありがとう」って言われたら、ホッとしますよね。これが承認欲求が満たされた状態です。
逆に、無視されたり、否定されたりすると、強い不安を感じます。「自分はここにいちゃいけないんじゃないか」って思ってしまう。
承認欲求の特徴は、他者からの評価や反応を求めるという点です。自分の価値を、外側の基準で測ろうとするんですね。
自己顕示欲とは何か
一方、自己顕示欲は「私ってすごいでしょ」「見て見て」という気持ちです。
自分の能力や魅力をアピールしたい。
注目の的になりたい。
賞賛されたい。
そんな欲求なんです。
承認欲求が「受け入れて欲しい」という受動的なニュアンスがあるのに対して、自己顕示欲は「見せたい」という能動的なニュアンスがあります。
例えば、SNSに旅行の写真を投稿する時。
「楽しい時間を共有したいな」という気持ちなら承認欲求。
「こんな素敵なところに行ってる私、どう?」という気持ちなら自己顕示欲。
会議で発言する時も同じです。「この意見、みんなに受け入れてもらえるかな」って不安になるのが承認欲求。「俺の意見を聞いてくれ、絶対いいアイデアだから」ってグイグイいくのが自己顕示欲。
自己顕示欲も、人間として自然な欲求です。自分の存在を主張すること、自分の価値を示すことは、社会の中で生きていく上で必要なことでもあります。

承認欲求と自己顕示欲の決定的な違い
では、この2つの決定的な違いは何でしょうか。
それは、根底にある感情です。
承認欲求の根底にあるのは「不安」です。認められないと排除されてしまうんじゃないか。一人ぼっちになってしまうんじゃないか。そんな恐怖が根っこにあります。
だから、承認欲求が強い人は、他人の顔色を伺います。嫌われないように、批判されないように、常に気を使う。自分の意見を言うのも怖い。否定されたら、存在そのものを否定されたように感じてしまうから。
一方、自己顕示欲の根底にあるのは「快楽」です。注目されたい、賞賛されたい。その刺激が欲しいんです。
だから、自己顕示欲が強い人は、どんどん前に出ます。自分をアピールすることに積極的。でも、注目されないと物足りない。もっともっとって、エスカレートしやすいんですよ。
もう一つの違いは、満たされた時の感覚です。
承認欲求が満たされると、「安心感」を得ます。ああ、受け入れてもらえた。ここにいていいんだ。そういう穏やかな感覚。
自己顕示欲が満たされると、「高揚感」を得ます。見られてる、注目されてる。そういう興奮した感覚ですね。
どちらが良い悪いではありません。
ただ、自分がどちらに傾いているか知らないと、人間関係で消耗してしまうんです。
脳科学で見る2つの欲求のメカニズム
脳科学の視点から見ると、この2つの欲求は異なる脳の部位と神経伝達物質が関わっています。
承認欲求には、扁桃体という脳の部位が深く関係しています。扁桃体は、不安や恐怖を感じる場所。集団から排除されたら生きていけないという、原始的な恐怖がプログラムされているんです。
そして、承認された時に分泌されるのがセロトニンという神経伝達物質。これは「幸せホルモン」とも呼ばれ、安心感や穏やかさをもたらします。
一方、自己顕示欲には、脳の報酬系という回路が関わっています。これは快楽や報酬を処理する部分。
注目されたり褒められたりすると、ドーパミンがドバッと分泌されます。ドーパミンは快楽物質で、もっと欲しいという欲求を生み出すんです。だから自己顕示欲は、エスカレートしやすい。
興味深いのは、SNSの「いいね」は両方の欲求を刺激するということです。
承認欲求が強い人には「認められた」という安心を与え、自己顕示欲が強い人には「注目された」という快楽を与える。だから、SNSはやめられなくなるんですね。
でも、ここに落とし穴があります。SNSでの承認や注目は、一時的で表面的なものが多い。本当の意味での承認や注目とは違うんです。
だから、いくら「いいね」をもらっても、心は満たされない。もっともっとって、承認欲求も自己顕示欲も暴走してしまう。
NLPの視点から理解する外的参照と内的参照

NLPには、外的参照と内的参照という重要な概念があります。
これが、承認欲求と自己顕示欲を理解する上で、とても役立つんです。
外的参照というのは、物事の判断基準が外にある状態。他人の意見や評価で決める。「これ、みんなどう思う?」「この服、似合ってる?」って、常に外を向いているんです。
内的参照は、判断基準が自分の中にある。自分がどう感じるか、何を大切にしているかで決める。「私はこれがいいと思う」「自分にとって、これが大事」という感覚ですね。
承認欲求が強い人は、外的参照に偏っています。自分の価値を、他人の評価で測ろうとする。だから、承認されないと不安になるんです。
自己顕示欲が強い人も、実は外的参照なんですよ。一見、自分の意見を持っているように見えますが、他人からの注目や賞賛を求めている時点で、やっぱり外を向いているんです。
本当に健全なのは、内的参照をベースにしながら、必要に応じて外的参照も使える状態。自分の軸を持ちつつ、他者の意見も柔軟に取り入れられる。そんなバランスです。
例えば、新しいプロジェクトを始める時。「これ、自分にとって意味があるか」とまず自分に問う。これが内的参照。その上で、「周りの意見も聞いてみよう」と外的参照を使う。
この順番が大切なんです。
自分の軸があって、その上で他者の視点を取り入れる。逆に、常に他人の評価を気にして、自分の軸がない状態だと、振り回されてしまいます。
承認欲求が強すぎる時の対処法
では、承認欲求が強すぎて人間関係で疲れている人は、どうすればいいのでしょうか。具体的な方法を5つお伝えします。
【方法1】小さな自己承認を習慣にする
毎晩寝る前に、今日の自分を3つ褒めてください。他人の評価じゃなくて、自分で自分を認める練習です。
「今日もちゃんと起きた」
「挨拶ができた」
「仕事を一つ終わらせた」
小さなことでいいんです。
最初は「こんなこと」って思うかもしれません。でも、これを続けると、自己承認の回路が育っていくんですよ。他人の評価に頼らなくても、自分で自分を認められるようになります。
【方法2】他人の評価を翻訳する
誰かに否定されたとき、「私の存在が否定された」と思わないでください。「この行動が合わなかっただけ」って翻訳するんです。
これ、NLPでいうリフレーミングの一種。同じ出来事でも、捉え方を変えることで、感情が変わります。
「あなたはダメ」じゃなくて「この方法はダメ」。
存在と行動を分けて考える。
これができると、否定されても傷つきにくくなります。
【方法3】自分の価値観リストを作る
自分が本当に大切にしていることを、10個書き出してみてください。
誠実さ、家族との時間、成長、創造性、健康...何でもいいです。
誰かに認められなくても、これは譲れないというもの。
これが、あなたの軸になります。他人の評価より、この価値観に沿って生きているか。
それが判断基準になるんです。
【方法4】承認の質を見極める
すべての承認が同じ価値を持つわけではありません。
表面的な「いいね」と、あなたのことを本当に理解してくれている人からの承認。
これは、全然違いますよね。
SNSで100の「いいね」をもらうより、信頼できる人からの一言の方が、心を満たすことがあります。承認の量より、質を大切にしてください。
【方法5】自分の感情を観察する
承認を求めている時、自分の心の中でどんな声が聞こえていますか。
「どう思われるかな」「嫌われたくない」「認められなかったらどうしよう」。
この内的対話に気づくこと。これがスタートなんです。
気づけば、そこから変えられる。
気づかないままだと、同じパターンを繰り返してしまいます。
自己顕示欲が強すぎる時の対処法
次に、自己顕示欲が強すぎて、周りから煙たがられている人の対処法です。
【方法1】与える側に回る
注目されたい気持ちを、誰かを応援することに使ってみてください。
人を褒める、サポートする、励ます。
すると不思議なことに、自然と信頼されて、結果的に認められるんです。
しかも、与えることで得られる充実感は、注目されることで得られる高揚感より、ずっと持続します。
【方法2】成果より過程を大事にする
「すごいでしょ」じゃなくて、「こんな工夫をしたんです」「こういう失敗があって、そこから学んだんです」。
プロセスを共有すると、共感が生まれます。自慢じゃなくて、学びの共有になるんですよ。
人は、完璧な成功談より、失敗や試行錯誤のプロセスに共感するものなんです。
【方法3】聞き役の価値を知る
人の話を本気で聞く。これ、実は最高の自己アピールなんです。
「この人といると、話を聞いてもらえる」って思われたら、信頼関係が生まれます。そして、そういう人の周りには、自然と人が集まってくるんですよ。
注目を奪うより、注目を与える。これが、長期的には自分の価値を高めることになります。
【方法4】小さな成功を積み重ねる
大きな注目を一度に求めるのではなく、小さな成功を積み重ねていく。
地道な努力を続けていると、いずれ自然と注目されるようになります。その注目は、派手なアピールで得た注目より、ずっと価値があるんです。
【方法5】自己顕示の動機を探る
なぜ、そんなに注目されたいのか。自分に問いかけてみてください。
実は、その根底に承認欲求が隠れていることがあります。注目されることで、存在を認められたい。そう思っているかもしれません。
動機が分かれば、別の方法で満たすことができます。
相手の承認欲求を満たせる存在になる5つの方法
ここまで、自分の欲求への対処法をお伝えしました。
でも、もう一つ大切なことがあります。
それは、相手の承認欲求を満たせる存在になること。
これができると、人間関係が劇的に改善します。
【方法1】名前を呼ぶ
会話の中で、相手の名前を自然に呼んでください。
「それいいですね」じゃなくて、「田中さん、その視点面白いですね」。
名前を呼ばれると、脳の報酬系が反応します。自分の存在が認められていると感じるんです。
【方法2】話を遮らない
相手が話している途中で、「あ、それ知ってる」って割り込んでいませんか。
最後まで聞き切ることが、承認なんです。そして、話し終わったら2秒待ってから反応する。この間が「あなたの話、ちゃんと受け止めてますよ」というメッセージになります。
【方法3】感情を言語化してあげる
「それ、悔しかったんですね」「嬉しかったでしょう」。相手の感情を言葉にしてあげてください。
自分の気持ちを分かってもらえたと感じると、人は深く承認されたと感じます。これ、NLPでいうペーシングの一種です。
【方法4】プロセスを認める
「結果はまだだけど、その努力すごいと思う」「そこまで考えて動いてたんだ」。
結果じゃなくて、プロセスを認めてあげる。これが、特に承認欲求が強い人には効果的なんです。
【方法5】非言語のメッセージを大切にする
言葉だけじゃありません。
表情、うなずき、姿勢、声のトーン。
相手が話しているとき、体を向ける。
目を見る。
適度にうなずく。
これらすべてが「あなたを大切に思っています」というメッセージになるんです。
今日から始められる小さな一歩
ここまで、たくさんのことをお伝えしました。
でも、全部やろうとしなくていいんです。
一つでいい。一つだけ、明日から始めてみてください。
寝る前に自分を3つ褒める。
名前を呼ぶ。
話を最後まで聞く。
内的対話を観察する。
たった一つの変化が、連鎖反応を起こします。
これ、NLPでいう「小さな変化が大きな変化を生む」という原則なんです。
承認欲求と自己顕示欲。
どちらも、人間として自然な感情です。問題は、それに振り回されること。
でも、この違いを理解して、適切に対処できるようになれば、人間関係のストレスは激減します。
他人の評価に一喜一憂しなくなる。
本当に大切な人との関係が深まる。
そして何より、自分らしく生きられるようになる。
SNSを見てモヤモヤする時間が減って、その分、大切な人との時間や自分の成長に使える。人生の質が、確実に上がります。
あなたは、もう十分に価値がある存在なんです。
他人に認められなくても、注目されなくても、あなたの価値は変わりません。
ただ、それに自分で気づいていないだけ。
今日から、自分の声を聞いてみてください。
他人の評価じゃなくて、自分の心の声を。
そこから、すべてが変わり始めます
