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  • 執筆者の写真めがねぱぱ

刺さる言葉の「基本のキ」

私たちは日常生活を五感を通じて経験しています。


視覚、聴覚、体感覚(味覚、触覚、臭覚)のそれぞれを使って「見たもの」「聞いたもの」「感じたもの」を整理して、経験として認識してるわけです。


人はそれぞれ得意な感覚があって、それを優位感覚とか代表的表象システムと呼びます。


相手の優位感覚を知ることが出来れば、伝わりやすい、いわゆる「刺さる言葉」を使って会話をすることが出来るようになり、円滑なコミュニケーションに役立ちます。


旅行にいった感想を例にすれば…。


視覚優位な人は「景色が綺麗で良かった」となりますし、「そばを流れる川のせせらぎが聞こえてくる、静かな宿」という表現をする人は聴覚優位な人です。体感覚優位な人であれば「ゆっくり出来た」とか「空気が美味しかった」などの表現を使うでしょう。


優位感覚は「くせ」のようなものなので、その感覚だけを使って物事を受け止めているわけではありませんが、相手の優位感覚を知っていれば、効果的なコミュニケーションができるようになりますね。


友人を旅行に誘うなら…。


視覚優位

「真っ白な雪に覆われた山から登る朝日が凄く綺麗な場所らしいよ!」


聴覚優位

「静かな宿で、川のせせらぎを聞きながら温泉に浸かって過ごさない?」


体感覚優位

「今の季節は風が気持ちいいからツーリングに出かけない?夜は美味しいお酒とご飯でゆっくり過ごせる宿を見つけたんだ!」


などなど、相手の優位感覚を意識して誘ってみると良い反応が得られると思います。


逆に相手の優位感覚を無視して、自分の優位感覚で表現した言葉を押し付ければ、相手にはピンとこないでしょう。


まさに「地図は領土ではない」ですね。


好きな人をデートに誘うなら、相手の優位感覚をこっそり探っておくのも大事な戦略ですね(笑)


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