20世紀を代表する催眠療法家ミルトン・エリクソンが言ったと言われる言葉。
治療に抵抗するクライエントなどいない。柔軟性にかけるセラピストがいるだけだ
ここから派生した前提ですね。
---会社なら---
抵抗する部下などいない。柔軟性に欠けるマネジャーがいるだけだ。
---恋愛なら---
抵抗する異性などいない。柔軟性に欠ける自分がいるだけだ。
---親子関係なら---
抵抗する子供などいない。柔軟性に欠ける親がいるだけだ。
といったところでしょうか。
私たちはすぐに、「~すべき」「~ねばならない」などと相手に指示をしたり、「だからお前はダメなんだ」と批判したりして、相手を力ずくで動かそうとします。
けれども、それらは相手に抵抗感を生じさせます。
相手の世界観を尊重し、信頼関係(ラポール)を充分に築くことが第一。
相手が抵抗感を示すのであれば、それはラポールが不足しているということ。
充分な信頼関係が築かれていれば、相手はあなたの影響を無条件で受け入れます。
私はこのことを「無意識が繋がる」とよんでいます。
NLPのスキルがその効果を発揮できないとき、その原因はクライアントにはない。
充分なラポールを築けないガイドの柔軟性不足に尽きる。
「クライアントからの抵抗は、ラポールが不足しているということ。」このことを私はこのように理解しています。
みなさんはどう思いますか?間違いやご指摘があればコメントいただけたら嬉しいです。