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執筆者の写真めがねぱぱ

NLPの前提5 人は、持てる限りのリソースを使って最善を尽くしている

【NLPの前提5】

人は、持てる限りのリソースを使って最善を尽くしている。

(行動は適応するための調整。今、とっている行動はその人にとって最良の選択である。すべての行動は肯定的意図によって起きている。)

リソースとは資源、または資産ですね。

初めてこの前提を聞いたとき、俗物の権化みたいな私は、真っ先にお金や不動産などの物理的なリソースが頭に浮かびました(笑)

もちろんこういったものもあるのでしょう。

しかし、ここで大切なのは、リソースとは私たちの中にある、経験・知識・感情・能力などはもちろん、自分の外側の環境も含めた、全ての人間が本来持っている自己実現の力のことだということです。

それは「優しさ」かもしれません。

それは「勇気」かもしれません。

それは「友情」かもしれません。

それは「家族」かもしれません。

それは「繊細さ」かもしれません。

それは「知識」かもしれません。

それは「スキル」かもしれません。

【NLPの前提4】「その人の行動がその人自身ではない」でも書きましたが、一見ネガティブに思える行動にも、その陰には肯定的意図が隠れています。

一見ネガティブな行動の中にある、何かしらのポジティブな目的を肯定的意図と呼びます。(NLPの前提4参照ください)

私たちは肯定的意図によって行動し、持てる限りのリソースを使って、目的を果たそうとしています。

目の前で起きている誰かの行動は、こちら側が理解出来ていない肯定的意図によるものです。

そして、肯定的意図(ポジティブな目的)を果たすために必要なものは全て、既にその人の中にある。

そう、目的を果たすためのリソースの全てを、私たちは私たちの中に既に持っているということです。

そのリソースに気づき、磨き、付け加えたとき、望ましい状態に人は変容していく。

「人は、持てる限りのリソースを使って最善を尽くしている。」 ということを、私はこのように理解しています。



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